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十角館の殺人 の評価でしたのに……。

分かっている。人は神にはなれない。





これは処女作だ。

そんなことを言って。

いったい誰が信じるでしょうか。



無論、文章の柔らかさ。

それに大学のミステリ研究会という設定などは。

どこか若かしい、あるいは初々しい印象を受けますが。

まさか新人がこの大胆なトリックを、書きおおせるとは。



文章を多少は長く書いた経験がある方なら、お分かりになるでしょう。

題材を思いつく才能と、それをうまく書く才能は。

まったくの別物であるということを。



たとえば、あなたが今まで誰も書かなかった素晴らしく画期的なトリックを思いついたとしましょう。

それはどんなに調べても、類似する本は存在せず。

どこまでも斬新で、更に人の心を魅了するような狂気すらも持ち合わせているとします。

次にあなたがやることは決まってございますね。

もちろんそれは、ワードなり一太郎なりを駆使して小説作品にすることです。



しかし、あなたは最初の段階で躓くでしょう。

つまり、せっかく思いついたトリックを。

生かせる状況、登場人物、そして展開を。

おそらくあなたは、全く考え出すことができないのです。



はは、嘘だろう。

冗談はよしてくれ。

そんなものは適当に絶海の孤島で、数人の人間を集めて、どんどんと人を殺せば事足りることじゃあないか。



そう、お思いになることは当然です。

そして、かつ。

私の考えが正しいか、あなたの考えが正しいか。

それを明らかにするのは酷く簡単でもあります。



勘のよろしい方は、もうお気づきですね。

そうです。書いてみればいいのです、実際に。

うまくいけば私は徹頭徹尾謝罪しますし、「その本」を教えてくださればこのサイトで紹介もいたします。



これは、えらく強気な発言に取られるかもしれませんが。

それほど一冊の名作を書き上げるという作業は難しいのでございます。

仮にあなたが500ページの大作を書くことができたとしても。

きっとそれは支離滅裂で、展開などが前後で矛盾し、とても人の目に晒されることに耐えられない愚作でございましょう。

ですが、気を荒げないでください。

私がそう断言するのは当然なのです。

なぜならば、本を書くというのは明らかに「専門職」でございますから。

一朝一夕で身に着くスキルでは決してなく。

例をあげるなら、医者でない人間がどれほど懸命に手術を行っても望んだ成果は得られない。

そんな道理を私は言っているのでございます。



最近は、「小説家になろう」なるサイトで。

大した勉強もせずに小説家を目指す人間の多いこと。

そして出版会もそんな彼らの劣悪な作品を本にすることに何の躊躇もなく。

まったく嫌な時代でございます。



それはさておき、この十角館の殺人を読まれた際には。

ぜひ、アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」をお読みになってください。

作者の綾辻 行人先生が、この作品を書くに当たって。

どれほど苦心して。

どれほど無謀な課題に挑んだか。

それがひしひしと伝わることでしょう。



では、どうぞよしなに。





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【海外製リョナゲー】 Another Dimension プレイ動画 【日本語字幕】 の評価ですの。 | Home | 鬼畜なのか鬱なのか?DEMONOPHOBIA実況 の評価ですので。

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